春めくときに
インターネットをご覧の皆さんこんばんは、アリガトです。今年度も1時には寝ていこうと思います。
アクセス解析で、訪問時の検索ワードから日記のニーズ分析でもしようと思いましたが下記の通りあまり当てになりそうにないです。
髭男爵を余興に呼ぶのかい?素敵だね。
結婚式の余興でコーラを一気飲み、最高!
ZRXのMkIIカラーはかっこいいよな。わかる。
ウコンの力の賞味期限を切らすバカが私以外にもいるって?ウケる。
社会人になって異性に真顔で交換日記しようって言うと悲惨なことになるから気をつけろよな。
「1年間なにもしてない」?そうかい。私もなにもしてないのに3月が終わったし、君と僕は似たもの同士だから安心して欲しい。
土曜は花見に行った。生まれて初めて市ヶ谷で降りた。人生どうでも市ヶ谷。夕方集合だというのにひとり寝坊して来ないというアクロバティックな技を見せてたが私とキャラがかぶってるので勘弁してほしい。
誕生日もらった新品のUNO(注:新品のUNOとは友達のいなさを表すアイテム。これまでみんなでワイワイUNOをする機会がなかったことが伺える)などを持って行ったが寒すぎてそれどころではなかった。天気には恵まれなかったが新社会人各位の「世間は厳しい」話をきいて「ハハハこやつめ」とだけ言う機械になっていた。たのしい花見だった。
日曜は東急シアターオーブまでリバーダンスを観に行った。
高校の頃の先輩がこれを好きで、DVDとかCDとかいろいろ貸してもらってたのだけどこれまで生で観たことはなかった。
端的に言うとタップダンス主体のショーで、アイルランドの音楽やダンスに、人間の生や歴史、神話などのテーマを取り入れたものである。
とにかく生で聴くタップダンスの迫力は圧巻で、そのテクニックだけでも夢中になれる。どこか神秘的な響きで郷愁を感じさせる歌や、フィドルの速く情熱的なパッセージやパーカッションの強烈なリズム、ずっと観ていても飽きないし、この熱狂的なダンスを観ていると本当に心が踊る。タップダンスは生で見ないとその凄さが伝わらないと思った。あと女性ダンサーの衣装もかわいい。
上手側の15列目くらいだったのでパーカッション担当の人の動きはよく見えた。通常のドラムセットよりかなり点数が多く、座ってドラムセット叩いてたかと思ったら飛び上がってシンバルを叩きにいってそのまま立って和太鼓みたいな勢いでフロアタム叩いてたりして楽しそうだったし、すごいテクニックだった。リズムパターンにウィンドチャイムが入ってるパターンなんて見たことない。カスタネットなどの手持ち楽器のときも、立ち位置を少しずつ移動しながら腕もたくさん動かして定位を振ったりして面白かった。そのままメタルでもやれそうな重いドラミングで本当にかっこよかったし、ちょくちょくダンスよりパーカッションの方を観てた。ちなみにグリップはレギュラーグリップでした。
アイルランド移民とアメリカの黒人ダンサーのコミカルなタップ対決などでは頻繁に拍手が起こるし、ダンサーも客を煽ってくるのでそういうところでも楽しめる。フィナーレのハートランドの熱狂は異常で、終わった後みんなスタンディングオベーションになってた。私もなった。
どんなものか知らないと気楽に観に行こうと思えるようなショーでもないですが、実際観れば一発で凄さがわかると思います。4/15までは東京、以降は富山愛知大阪で公演するようですのでご興味がある方は是非。
<ご参考動画>
(いきなりフィナーレを貼るのもどうかと思うのでOPのダンス動画)
ヒカリエを出て夕食を摂って帰るにあたり、あのゴミゴミした渋谷駅には何故か戻りたくないと思って南向きに恵比寿駅まで歩いて帰った。大した距離ではないと言え完全に無駄な行動だった。だが最近あまり理に適っていない行為ばかりしている気がする。こうして遠回りして帰る、などはそれの最たる例で、その間ぼけっと考え事をしている。考え事をしたくてそうやって時間を無駄遣いしているような気さえする。
人生はつらい。そんなことだけはわかっているのだけどその本質は何かということをずっと考えている。つらくない自分とは何なのかとか、自殺するならばどういう理由で自殺するのだろうかとか、あらゆるアプローチを使って考えている。それが何かになることはないしやってたらそのつらさもいつかどうにかなるわけでもないのだけど、それでもおそらく考えなければならない。
こんなことはインターネットに書いても仕方がないのでTwitterなどでは「人生はたのしい」「人生は最高 一番好きな生です」とか言っている。それは本当のことであってほしいと思うが今の私にはわからない。とりあえず今は、ぼやぼやと考え事をしながら、そこにある生を、許された生をただ貪り、目の前の楽しそうなことを見つけて平穏無事に過ごすしかないのだろう。
死にとうない
人生は最高