タンヤオ最後の日
インターネットをご覧の皆さん、こんばんは。タンヤオです。いえ、あなたがこれを見ている頃には私はもうタンヤオではなくなっていることでしょう。
というのも、私以外のアカウントにタンヤオを任せることにしました。
こちらが新たなタンヤオ情報配信アカウントです。
タンヤオアカウントの概要 (2015.07.02 修正)
- 我が家のパソくんは10分に一回雀荘みたいなところに行きます
- そこで麻雀みたいなものをやるのですが、自分が親の局を4つの卓で82634回ずつ(合計330536回)、それぞれ並列実行します
- 配牌時に和了っているか(天和)、和了れていなければその卓での試行は終わりです
- どれかの卓で和了っていれば、パソくんは嬉しくなってTwitterに写真を投稿します
- もしその天和がタンヤオの形になっていた場合は、ツイートに「タンヤオ」と付記します(複数の和了り系がある場合はタンヤオを優先して投稿します)
- パソくんは天和とタンヤオしか知りません
というようなものです。
何故これを作ったのか
前の日記にも書いたのですが、先日麻雀をやった際にタンヤオをまったく和了れませんでした。タンヤオとは麻雀の基本的な役であり、1・9の数牌と字牌なしで和了りの形を作ればついてくる最もお手軽な役です。意識しなくとも普通に打ってれば比較的できやすいのですが、それでも和了れず負けてしまったのでした。
雀荘とネット麻雀合わせて20半荘くらいその傾向が続いていて、タンヤオを1回和了るまでに役満を3回和了る、というレベルでタンヤオが和了れない状況でした。
そんなこともあり、せめて来世ではタンヤオを和了れる人間になりたいという願いを込めてTwitterアカウントのスクリーンネームを「タンヤオ」にしていたのでした。
しかしながら、こんな名前であっても特にタンヤオの有用な情報をお届け出来ていないことに心苦しさを感じていたため、こうなったらタンヤオ情報を勝手に作って教えてくれるマシーンをつくろうと思いました。
本物の麻雀を自動的にさせるマシーンを作るのはかなり大変なので、とりあえず配牌を模して牌全種全数136枚の中からランダムに14牌引く処理を行い、その手牌が和了りかどうか、要するに天和かどうかを判定するscriptを書きました。で、もし天和だったときはそれがタンヤオの形かどうかをチェックして、タンヤオだったら牌姿を画像ファイルにしてTwitterで報告してくれるものを作りました。試行回数を約33万回1セットにしているのは、理論上の天和の確率を参考にしています。
ところが天和かつタンヤオっていうのは33万回を何十セットか回しても思ったより出ないもので、これだとタンヤオマシーンがずっと沈黙してて寂しいなあと思い、ただの天和でもツイートするようにしました。もはやタンヤオマシーンではなくなってしまった。天和シミュレータのフリーウェアなんて90年代からあったよ(自分は学校のPCで勝手に回してました)
とにかく配牌時に和了ってる形の麻雀牌の画像が見られるくらいしか意味がありませんが、いろいろと実験も兼ねて適当に運用していこうと思います。
実際に報告されたタンヤオの例
こんな感じで表示されます。
天和 タンヤオ pic.twitter.com/b111DDcPcR
— タンヤオ (@tannyao_saikou) June 13, 2015
タンヤオ形の天和、滅多に出なかったのに自動運用を開始した直後に出ました。しかしほかの実績を見てもらえばわかると思いますが、なかなかタンヤオと複合しません(天和すら出ないことも割とあります)
やってることは特に新しくもないし革命的な技術など何もないのですが勉強がてらやってみました。書いたソースコードや技術的な話は特にニーズがなくともちょくちょくはてなブログにでも書こうかと思います。
おわり